諏訪にユダヤ人が渡来していたという都市伝説が・・・

あなたは、一部の人にはそこそこ有名な都市伝説?学説?「日ユ同祖説」というのをご存じだろうか・・・?

日ユ同祖論(日猶同祖論、にちゆどうそろん)は、日本人(大和民族)とユダヤ人(古代イスラエル人のうちのユダ族、ベニヤミン族、レビ族)は共通の先祖ヤコブを持つ兄弟民族であるという説。スコットランド人が滞日中の明治時代に著した論を発端に、一部の日本人とユダヤ人によって提唱されている説。
引用元: 「日ユ同祖論」『フリー百科事典 ウィキペディア日本\語版(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E3%83%A6%E5%90%8C%E7%A5%96%E8%AB%96)

簡単に言うと、要は遠く中東のイスラエルから日本、しかも長野県諏訪市のあたりにユダヤ人が引っ越してきていたのでは・・・!?という話なんです。

なんでも諏訪大社の古代からつづくお祭りが、ユダヤ教のお祭りとそっくりらしいです。

今回はそんなお祭りの展示をしてある「神長官守矢資料館」にお邪魔してきました。

都市伝説の舞台へ!

守矢資料館は、諏訪大社の上社本宮から車で5分くらいのところに、ひっそりとたたずんでいます。

来るものを邪魔するかのように横たわる松を潜り抜け進んでいきます。
ダンジョンを探検するかのようなワクワク感。小学生の頃を思い出します・・・

こんな感じな純和風な門を潜り抜けるとついに・・・

一気に雰囲気が変わり、目の前にはなんともおしゃれな資料館があらわれます。

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中には無数の剥製が・・・

ジブリに出てきそうなおしゃれな外観からは想像もつかないような怪しい雰囲気が漂います。


珍しい兎の串刺しもあります。

なぜこんなに無数のはく製たちが飾られているのか・・・

この神長官守矢資料館は、御頭祭(おんとうさい)というお祭りの様子を再現した展示をしています。
近年でははく製をつかいお祭りをしているようですが、その昔は毎年狩りをして鹿の首75頭を始め、猪、雉などをお供えしたとのこと。
それを再現しているのでこれだけ無数のはく製があるわけですね。

首だけではなく、鹿の脳みそを合えた「脳和え」なるものもお供えしていたみたいです。
鹿肉と脳みそを和えたもののようですが、長く展示されているせいか埃も一緒に和えられています(笑)

建物自体も人気なんです。

こちらの建物は、茅野市出身の東大教授藤森照信さんの建築で、世界中から建築関係の方々が見学に来るそうです。

たしかに奇抜のデザインながら、土倉のような暖かみもあるすごい素敵な建物です。

管理人さんも気さくで面白い方です。

いつも初老の管理人さんが駐在しているのですが、おしゃべりな方で色々と教えてくれます。

でもユダヤ関連の話は、この人の口からは言えないらしい
(確か4年前に来たときは色々と教えてくれたんですが・・・多分なにかあったんでしょうね(笑))

ちなみにそういいながらも、向かいの家の家紋が十字架だからやはりユダヤの子孫だという説があるってばっちり教えてくれましたが(笑)
でも、十字架とユダヤって全く関係ないですよね。

資料館に行くのと合わせて是非日ユ同祖説を調べてみてください!
飲み会の時の小ネタくらいにはなると思います。


茅野市宮川389-1(Googleマップで見る)
観光情報
営業時間:午前9時~午後4時30分
休館日:毎週月曜日と年末年始(12月29日~1月3日)、国民の祝日の翌日。
    ただしこの日が月曜日にあたる時はその翌日も休館。
料金:大人100円 高校生70円 小中学生50円
所要時間:30分
アクセス:JR茅野駅下車、駅より2.5キロ、徒歩40分
     中央自動車道諏訪インターチェンジから車で5分(駐車場あり)
公式HP:http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1000001465000/